上野大仏でこれ以上懸賞に落ちないように祈願してきた
最近、またもや懸賞当選の雲行きが怪しくなってきた・・・
他力本願が炸裂し、神頼み的なことがしたくなったので、東京は上野にある「上野大仏」に行ってきました。
大仏といっても顔だけしかない、超レアな大仏です。
上野大仏とは?
上野大仏は元々1631年に建立されましたが、1647年の地震、1841年の火災、1855年にまたしても地震と、次々と災難に見舞われ、どんどんブッ壊れていったそうです。
そして1923年の関東大震災により、頭部が落下して破損、止めを刺されるように1940年には軍需金属資源として顔面部を除く頭部、胴部以下が持って行かれるという悲劇が・・・
その後はしばらく改修されることはなく、1972年に寛永寺で保管されていた顔面部をレリーフとして元の場所に戻されることになったらしいです。
このように数々の災難を経て顔だけになってしまった大仏ですが、「これ以上落ちない」ということから、合格祈願の大仏として受験生からの支持を集めるようになったのだとか。
迫りくる顔面だけの大仏
私は受験生ではないですが、落ちない→懸賞に落ちない→懸賞に落選しない=懸賞に当たるという図式を勝手に連想したので、なんとかご利益があれば・・・と、祈願してみました。
顔だけの大仏は人から触られまくっているからか、はたまた雨風にさらされているからか、所々はげていて年季が入っていました。
幾多の苦難を乗り越えてきたからか、多少のことでは動じないような、肝が据わったオーラがムンムン漂っているような、単なる気のせいのような・・・
それにしても顔だけというのはインパクトありすぎです。
一度見たら忘れられないビジュアルですね。
ふと、有吉弘行が高橋英樹につけたあだ名の『迫りくる顔面』を思い出しました。
【余談】
上野大仏の近くに華の筒みくじというが売っていたので、引いてみたら小吉でした。
微妙な結果ですが、『思うよりも楽に事が運びます』と書いてあったので、『思うよりも楽に懸賞に当たる』と、都合良く解釈することにしました。